ポイントの獲得を意識している人は当たり前のように考えていることでも、 そうではない人は考えもしないことがいくつもあると思います。
そこで、実際の行動から何かヒントを感じてもらえたらと思い、 実際に自分がポイントを獲得する時はどんな風にしてるのか、 いくつかのケースごとに、どのようにしてポイントを獲得しているのかを 紹介してみたいと思います。
ポイントの獲得を意識している人は当たり前のように考えていることでも、 そうではない人は考えもしないことがいくつもあると思います。
そこで、実際の行動から何かヒントを感じてもらえたらと思い、 実際に自分がポイントを獲得する時はどんな風にしてるのか、 いくつかのケースごとに、どのようにしてポイントを獲得しているのかを 紹介してみたいと思います。
ここでは、一般的に最もポイント獲得機会が多いであろう、ある商品を購入する場合と、 特に高率のポイント還元が期待できる月額サービスの契約時について、ポイント獲得の実際を紹介します。
目次
商品を購入する場合
商品を購入する場合、自分は大体次のようなフローを経て商品の購入に至ります。 やることが多いように見えるかも知れませんが、 実際はやることは毎回決まっていて特に考えることはありませんので、 購入するまでほとんど時間はかかりません。
次から、実際にどんな風にしているか紹介していきます。
価格の調査
購入する商品は既に決まっているとして、自分の場合はまず次のサイトで価格の調査を行います。
これらのサイトの選定理由は、価格比較サイトと総合オンラインショッピングサイトの代表的なサイトということです。 価格.comとamazonだけでも構わないのですが、両者を補完する意味でGoogleショッピングとヨドバシ.comも調査対象にしています。
更に、今すぐ購入しなくても良い場合は、次のオンラインショッピングモールの価格もチェックします。
上記のサイトを今すぐ購入しなくても良い場合に限りチェックするのは、 これらのサイトはセールの時は大幅なポイント還元が行われ、最安値で買えることが多いのですが、 セールの時以外はむしろ高いからです。
従って、ポイント還元セールが行われるまで商品を購入することを待つことができるのであれば、 これらのサイトを調査対象に加えます。そしてほとんどの場合これらのサイトの中で最安値が見つかります。
各オンラインショッピングモールの、ポイント還元セールの時のポイント還元率は 「共通ポイント制度を利用しよう」を参考にしてください。
ちなみに、ポイント還元を考慮した価格の比較方法は人によって色々やり方があると思いますが、 自分の場合は単純にポイント還元率を割り引いた価格を商品の価格と考えて比較します。 例えば8000円の商品で、でポイント還元率20%であれば6400円の商品として扱います。
ちなみに、価格比較サイトをチェックしてるんだから、個々のサイトをチェックしなくてもいいんじゃないの? と思う人もいるかも知れませんが、各々のサイトを自力でチェックしているのは、 価格比較サイトではポイント還元を考慮した順位付けは行われていないため、 ポイント還元を考慮した価格を比較する場合、価格比較サイトは役に立たないからです。
例えばポイント還元なしで6000円のショップと、ポイント還元率30%で8000円のショップがあり、 6000円のショップが最安ショップとして表示されていた場合、 8000円のショップは実質的には最安にも関わらず上位にすら食い込むことができないでしょう。
つまり、価格比較サイトで最安のショップが一番安い訳ではないということです。 これは逆に考えると、企業側がポイント還元セールを行う狙いの一つは、 価格比較サイトを利用せずに、まずは自分たちのサイトを訪問して欲しいということでもあります。
購入ショップの検討
価格調査によって大体の相場が分かったところで、購入ショップの検討を行います。 検討とは言っても自分の場合は、特別安くなければamazonかヨドバシ.comで購入します。
理由は面倒くさいからです。
もはやポイント関係ないじゃないかという声が聞こえてきそうですが、 ポイントの獲得の目的はポイントを増やすことではなく、実質的に安く買うことが目的なので、 ポイントを獲得しなくても安く買えるのなら敢えてポイントを獲得する必要はありせん。
それに、時は金なりというか、頑張って安値を追い求めると結局なんだかんだで時間を消費してしまうので、 時間を消費するのに見合うくらい安くなる訳ではないなら、amazonかヨドバシ.comで購入します。
これは別にamazonとヨドバシ.comが超優れているというステマではなく、ただ単に自分が普段よく使っているというだけです。 普段ビックを使っていたらきっとビックで買うでしょう。
他のショップの方が十分に安ければ他のショップで購入します。
ちなみに、dショッピング、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった、 共通ポイント各社のオンラインショッピングモールで商品を購入する場合は、 様々なキャンペーンを複合できる可能性が高いので、 キャンペーンページやメルマガをチェックして、複合可能なキャンペーンを複合させた上で購入します。
低額商品の場合は面倒なのでチェックしないことも多いですが、 キャンペーンによっては10%超のポイント還元率が上乗せされることも少なくないので、 高額商品購入時は必ずチェックします。
ポイントサイトの検討
価格調査によって相場を把握し、購入するショップを決めましたが、実はまだ買いません。 ポチる手前に一手間かけることでポイント還元率を更にアップさせることができるからです。
それがポイントサイトの検討です。
ポイントサイトを経由して買い物をすることで、トータルのポイント還元率を更に0.5~3%程度上乗せすることができます。 実際にはこれ以下だったり、これ以上だったりしますが、ほとんどの場合この範囲に収まるでしょう。
検討するとは言っても、自分の場合、ショッピングの時に利用するポイントサイトは決まっているので 改めてポイントサイトを検討することはありません、いつも使っているポイントサイトを経由して商品を購入するだけです。 自分の場合はショッピング利用であればハピタスを利用しています。
もの凄く還元率がアップする訳ではありませんが、ポイントサイトを経由するという一手間をかけるだけで、 0.5%~3%のポイント還元を受けられるというのは十分割に合うでしょう。
また、購入しようとするショップがdショッピングであったり、dケータイ払い(プラス含む)やdポイント払いができる等、 ドコモと縁のあるショップである場合は、いつも使っているポイントサイトの他に、キャッシュゲットモールを必ずチェックします。
キャッシュゲットモールはドコモ回線を持っていないと利用できないポイントサイトなのですが、 ドコモと縁のあるショップを対象に大きなキャンペーンを行うことが多く、 キャンペーンが打たれた場合のポイント還元率が10%を超えることはザラなので、 ドコモ口座を持っている人は是非チェックしてみてください。
ポイントサイトについてもっと詳しく知りたい方は、「ポイントサイトを利用しよう」をご覧ください。
クレジットカードの検討
さて、ポイントサイトを経由し、あとはポチるだけですが、ポチった後にもう一つ検討することがあります。
クレジットカードの検討です。
クレジットカードを利用して買い物をすることで、ポイント還元率を更に1~2%程度上乗せすることができます。
いつも利用するクレジットカードは決まっているので、特に考えることはなく、 ショップに登録してあるクレジットカードで決済すれば、勝手にポイントが付いてそれでおしまい、なのですが、 クレジットカード会社が独自にキャンペーンを行っている場合は、それを考慮して使うカードを変更します。
ただ、ここで考慮すべきは現状、次の二つのプリペイド型(先払い式)のクレジットカードだけです。
LINE Payはそもそも常時2%という高額還元ですが、開催頻度はかなり低いものの、 ポイント2倍キャンペーンにより4%還元のカードに化けることがあります(会費無料)。
また、ドコモ口座Visaプリペイドは通常時の還元率は1%であり、 利用するにはドコモ回線が必要かつ、キャンペーンに参加するには有料プランを利用する必要があり、 その場合216円の月額利用が掛かるのですが、 とても頻繁に開催されるキャッシュバックキャンペーンにより、3~10%還元のカードに大化けします。
これら2つのプリペイド型クレジットカードのキャンペーンをチェックし、 キャンペーンが開催されていれば他のカードで決済するよりも圧倒的に有利なので、 キャンペーンが開催されていたら、これらのカードで決済するようにします。
キャンペーンをチェックと言っても、利用登録をしていつでも使える状態にしてあれば、 キャンペーン開催時は各クレジットカード会社からキャンペーン開催のお知らせがLINEやメールで送られてくるので、 特にキャンペーンの開催を調べる必要はありません。
キャンペーンの存在を考慮して使うクレジットカードを変更するのではなく、 そもそも最初からLINE Payをいつもつかうクレジットカードにして、 ドコモ口座Visaプリペイドでキャンペーンが開催されている時だけ、 そっちを利用するようにしたら良いのでは?
という意見もあると思いますが、自分の場合はチャージしておくのが面倒くさいので、 基本はポストペイ型(後払い式)の普通のクレジットカードを使っています。 実際のところLINE Payをいつも使うクレジットカードにしている人はとても多いと思います。
さて、ここでちょっとしたテクニックを紹介しようと思います。
楽天市場やYahoo!ショッピング等、 自社グループのクレジットカードを利用することでポイント還元率を特別に上乗せする施策を行っている場合がありますが、 実はこのような場合でも、この2つのカードの利用は検討に値します。
例えば、楽天市場では自社グループの楽天カードを利用することで3%の期間限定ポイントが上乗せされますが、 ドコモ口座Visaプリペイドで3%超のキャッシュバックキャンペーンを行っていれば、 楽天カードを持っていたとしても、敢えて楽天カードの利用を放棄して、ドコモ口座Visaプリペイドを利用した方が有利だったりします。 しかも還元されるポイントは期間限定ポイントではないので使い勝手も抜群です。
同様に、Yahoo!ショッピングでは自社グループのYahoo! JAPANカードを利用することで2%の期間固定ポイントが上乗せされますが、 Line Payを利用すればYahoo! JAPANカードを利用しなくても2%のポイントを獲得することができ、もらえるポイントは期間固定ポイントではないので、 獲得できるポイントは同じでも使い勝手を考えるとhoo! JAPANカードを使うよりもLINE Payの方が有利です。
クレジットカードについて更に詳しく知りたい方は「クレジットカードを利用しよう」をご覧ください。
購入
自分の場合は、毎回これらのことを検討して購入に至ります。
ポイント還元率を考慮した上で、最安のショップを探す、ということは多くの人もやっていることだと思いますが、 ポイントサイトを経由した購入や、クレジットカードのキャンペーンを利用した還元率のアップ、 という合わせ技を意識して実践している人はまだ少ないのではないでしょうか。
色々考えるべきことがあって面倒くさそうと思う人もいると思いますが、 実際には購入するショップを決めた後はいつものポイントサイトを経由して、いつものクレジットカードで決済、 但し、キャンペーンが開催されていればLine Payかドコモ口座Visaプリペイドで決済、というだけです。
これだけで最低でも2%超、タイミングが合えば10%超の還元上乗せを狙えるので、 まだ実践していないという人がいたら是非実践してみてください。
月額サービスを契約する場合
月額サービスとは、定期的に月々の料金(月額課金)が発生するサービスのことで、 例えば動画見放題サービスや音楽聴き放題サービスがこれにあたります。
契約したい月額サービスは既に決まっているとして、 まず、ポイントサイトで契約したい月額サービスが掲載されていないかを調べます。
月額サービスの契約においては、多くの場合、新規契約者に対して何らかの還元施策を行っていますが、 公式サイトから直接契約するとほとんど還元が受けられないにも関わらず、 ポイントサイト経由だと大きな還元を受けらる場合が多いので、 ポイントサイト経由で契約できればポイントサイト経由で契約するようにします。
なぜ、わざわざ、この項目を設けて月額サービスの契約について紹介しているかというと、 還元される率が圧倒的に大きいからです。
例えば、ポイントサイトにより還元率の上下はありますが、 ニコニコ動画を公式サイトから直接契約した場合、月額540円の利用料を取られて終わりです。 しかし、ポイントサイト経由で契約することで、月額540円の利用料を取られるのは同じですが、 ポイント還元として1000円~1500円相当のポイントを獲得することができます。
このように、月額サービスの契約時は月額利用料の100%を超える超高率還元を受けられる可能性があるため、 月額サービスを契約する時は必ずポイントサイトを経由した契約を考えるようにします。
ポイントサイトについて詳しく知りたい方は、「ポイントサイトを利用しよう」をご覧ください。
終わりに
実際に自分がどのようにポイントを獲得しているのか、紹介してみましたがいかがだったでしょうか。
特に、今回「商品を購入する場合」で紹介した、
- ショップのポイント
- ポイントサイトのポイント
- クレジットカードのポイント
の3つのポイントを重複して獲得する方法は非常に有効なポイント獲得方法なので、 もし今回初めて知ったという人がいたら是非試してみてください。
ここで紹介したのはよくある獲得例で、昨今のポイント事情においては、 他にも実に様々な場面でポイントを獲得することができます。
その全ての獲得例を紹介するこ、ということは到底できませんが、 この「ポイント基礎知識」を最後まで目を通してもらえれば、 自力で効果的にポイントを獲得できるようになると思うので、 興味を持っていただけた方は是非最後までお付き合いいただけたらと思います。