今日のポイントの主役、それが共通ポイントです。 ポイントのばらまきを先導し、大きな恩恵を我々に浴びせ続けている共通ポイント制度を理解して、 おいしいポイントライフを満喫しましょう。
さて、共通ポイント制度とは言っても意識すべきポイント制度は、 今のところ、おいしい思いができそうな順に次の3つです。
全てのポイント制度を状況に応じて使い分けるというのが最強ではあるのですが、 そんな面倒なことしたくないという人は、自分に合ったポイント制度を見つけてそれを集中的に利用しましょう。
また、共通ポイント制度においては、共通ポイントのばらまき装置である、各社が運営するショッピングモールの存在がとても重要になりますので、 共通ポイント制度を比較する時は各社が運営するショッピングモールも併せて比較してください。
それぞれの共通ポイントの特徴を順に説明していきます。
目次
dポイント
ポイントばらまき界の雄。
後発の共通ポイント制度ではありますが、後発の制度であるが故に、 その巻き返しのために大量のポイントをばらまきながら上位各社を猛追中の、 今最も注目すべき共通ポイント制度です。
上位各社に追いついてしまったらポイントのばらまきは渋られると思われるので、 追いつかない内においしくいただいておきましょう。
制度が始まったばかりのころは、正直、他の共通ポイント制度とくらべるといまいちな部分が多々あり、 ポイントが沢山もらえたとしてもこれじゃなあ・・・、という感じだったのですが、 現在では、急速に環境整備が進み、先発の共通ポイント制度と遜色なく利用できるようになっていますので、 後発のポイント制度だからといって利用を躊躇う理由は何もありません。
また、dポイントという名称から、ドコモユーザー以外は利用できないと思っている人もいると思いますが、 dポイントはドコモユーザー以外でも利用でき、ドコモユーザーではないからといって、不遇の扱いを受けることもありません。
dポイントは今最もポイントのばらまきを期待できる共通ポイント制度なので、 ドコモユーザーの人もドコモユーザーではない人も、必ず登録しておきましょう。
基本情報 | |
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還元率 | 1%(提携店0.5%) |
ポイント利用時のポイント付与 | 付与されない |
ポイントのチャージ | dカードプリペイド |
dポイントを利用するには?
次の公式ページでdポイントについての説明を読むことができます。 また、利用登録も次のページから行うことができます。
利用開始した後は、dポイントのポータルサイトである、d POINT CLUBをブックマークに追加しておきましょう。
dポイントカードの利用登録は必須ではありませんが、 dポイントカードの利用登録を行うことで、街中でもdポイントを利用できるようになるので、 特段の理由がない限りdポイントカードの利用登録も行っておきましょう。 dポイントカードは郵送で受け取ることができる他、ローソン等で無料で手に入れることができます。
dポイント還元セール
ドコモが運営するオンラインショッピングモール、dショッピングでは、 毎月20日にポイント還元セールであるdショッピングデーが開催されています。
dショッピングデーはdポイント制度において目玉となるポイント還元イベントであり、 最大級のdポイント獲得チャンスの一つなので、 dショッピングデーの特徴をよく理解しておいしくdポイントを獲得しましょう。
基本情報 | |
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セール名 | dショッピングデー |
開催モール | dショッピング |
セール還元率 | 20~24% |
開催日 | 毎月20日 |
エントリー | 必要 |
メルマガの購読 | 必要 |
条件 | 4000円(送料込・税抜)以上の購入 |
獲得上限 | 10000ポイント |
ポイント利用時のポイント | 付与される |
セールの特徴
4000円(送料込・税抜)以上の購入で、誰でも20%還元!
楽天市場のように買い回りをしたり、Yahoo!ショッピングのようにYahoo!プレミアム会員にならなくても、 4000円(送料込・税抜)以上購入しさえすれば、誰でも20%のポイント還元を受けられるのが最大の特徴です。
また、dポイント制度ではポイント利用に対するポイントの付与は行われませんが、 dショッピングデーに限っては、ポイント利用に対してもポイントが付与されるため、 貯まったdポイントの絶好の使いどころです。
マイナス点としては、上新電機が販売する商品に限っては5%還元という点と、 楽天市場やYahoo!ショッピングと較べると扱っている商品の数が少ない点です。
しかし、マイナス点を考慮しても、共通ポイント各社によるポイント還元セールの中では、 現状、最も使い勝手が良いセールなのではないかと思います。
dショッピングで売ってさえいれば安く買える、と覚えておきましょう。
セール還元率の内訳
名目 | 還元率 |
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通常還元 | 1% |
セール還元 | 19% |
dマーケットマスター | 4% |
dマーケット(dショッピングはdマーケットの一部)では毎月の利用状況や購入金額により、 利用者に付与されたランクに応じて、dマーケット利用時に、 更に1~4%のボーナスポイントが付与されるdマーケットマスターチャレンジという制度があり、 この最上位クラスのdマーケットマスターである場合に追加で+4%の還元を得ることができる。
楽天スーパーポイント
ポイントばらまきの始祖。
dポイントが分かりやすくポイントの大量ばらまきを行う一方、 楽天スーパーポイントは分かりにくくポイントの大量ばらまきを行っています。
分かりにくいポイントの大量ばらまきとは適用条件が複雑で分かりにくいキャンペーンを通じたポイントのばらまきのことで、 これは楽天スーパーポイントの得意技です。
楽天スーパーポイントではこの手のキャンペーンがとてもよく開催されるので、 これを上手く活用できればdポイント以上に大量のポイントを獲得できる攻略しがいのある共通ポイント制度です。
但し、適用条件をよく読まないとそもそもポイントが付与されなかったり、 思っていたよりも少額のポイントしか付与されなかったりするので、 分かりにくいキャンペーンの攻略は初心者向けではありません。
基本情報 | |
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還元率 | 1%(提携店0.5%) |
ポイント利用に対するポイント | 付与される |
ポイントのチャージ | 楽天Edy |
楽天スーパーポイントを利用するには?
次の公式ページで楽天スーパーポイントについての説明を読むことができます。
楽天スーパーポイントのポータルサイトである、Rakuten PointClubから利用登録をすることができます。 ブックマークにも登録しておきましょう。
楽天ポイントカードの利用登録は必須ではありませんが、 楽天ポイントカードの利用登録を行うことで、街中でも楽天スーパーポイントを利用できるようになるので、 特段の理由がない限り楽天ポイントカードの利用登録も行っておきましょう。 楽天ポイントカードは、楽天市場で販売されている他、サークルKサンクス等で無料で手に入れることができます。 また、スマホアプリ上のバーチャルカードとして発行することもできます。
ポイント還元セール
楽天が運営するオンラインショッピングモール、楽天市場では、 不定期にポイント還元セールである楽天お買い物マラソンが開催されています。
楽天お買い物マラソンは、楽天スーパーポイント制度において目玉となるポイント還元イベントであり、 最大級の楽天スーパーポイント獲得チャンスの一つなので、 楽天お買い物マラソンの特徴をよく理解して、おいしく楽天スーパーポイントを獲得しましょう。
基本情報 | |
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セール名 | 楽天お買い物マラソン |
モール名 | 楽天市場 |
セール還元率 | 5%~16% |
開催日 | 不定期 |
エントリー | 不要 |
メルマガの購読 | 不要 |
条件 | 対象2店舗以上での買い物 |
獲得上限 | 10000ポイント |
ポイント利用時のポイント | 付与される |
セールの特徴
10店舗の買い回りを達成できれば何でも安い!
dショッピングデーのように誰でも簡単に還元を受けられる訳ではありませんが、 10店舗の買い回りさえ達成できれば何でも安く買える、というのが最大の特徴です。
10店舗の買い回りとは、楽天市場の10の別々のショップで買い物をするということで、 2店舗の買い回りで+1%、以降買い回り店舗が10店舗に達するまで1店舗増えるごとに+1%され、 10店舗の買い回り達成で+9%のポイント還元を受けることができる、という仕組みです。
そして、通常時還元率最大7%と合わせて最大16%のポイント還元を受けることができます。
dショッピングでは扱われている商品が限られる一方、楽天市場で扱っている商品は非常に幅広く、 一般的な商品であれば、欲しい商品が扱われていないということはほとんどないと思われるので、 10店舗の買い回りさえ達成できれば、まさに何でも安く買うことができます。
マイナス点としては、買い回りが必要なため、単品の購入には不向きなことが大きなマイナス点です。 楽天お買い物マラソン参戦時は、買うべきものが沢山貯まっている時に参戦するようにし、 単品購入の時はdショッピングデーか、次に紹介する5の付く日キャンペーンに購入しましょう。
尚、、楽天スーパーセールという名前で同様のセールが開催されることもありますが、基本的な内容は同じです。 セールの内容としては楽天スーパーセールの方が強いのですが、楽天お買い物マラソンの方が頻繁に開催されることと、 買い回りで得られる還元率はどちらのセールも同じであることから、ここでは楽天お買い物マラソンの方をクローズアップしています。
セール還元率の内訳
名目 | 還元率 |
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通常還元 | 1% |
楽天カード・ゴールド未満 | 3% |
楽天カード・ゴールド以上 | 4% |
アプリから利用 | 1% |
楽天モバイル利用 | 1% |
10店舗買い回り達成 | 9% |
楽天カードは通常カードの利用が、楽天モバイルは利用していない場合が多いと思われるので、 現実的な最大還元率は14%でしょうか。
楽天カードを持っていない、つくりたくない場合は、LINE Payを利用することで常時2%の還元を得ることができるので、 楽天カードをLINE Payで代替することで、楽天カードを持っていなくても最大13%の還元を受けることができます。
Tポイント
共通ポイントの元祖。
Tポイントは、dポイントや楽天スーパーポイントがポイントのように一度に大量のポイントをばらまく、 ということは少ないのですが、街中で買い物をする時にポイントを獲得できる機会が非常に多いため、 日常的にTポイントを利用しているだけで、自然に多くのポイントを獲得することができるでしょう。
dポイントや楽天スーパーポイントがアピールするのがポイントの獲得量である一方、 Tポイントがアピールするのはポイント獲得機会の量と言えるでしょう。
基本情報 | |
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還元率 | 1%(提携店0.5%) |
ポイント利用に対するポイント | 付与される |
ポイントのチャージ | Suica |
Tポイントを利用するには?
次の公式サイトでTポイントについての説明を読むことができます。
Yahoo!ショッピングでTポイントを利用するだけなら、Yahoo!ジャパンのアカウントをつくるだけでTポイントを利用できるようになります。 Yahoo!ジャパンのアカウントは次のページから作成できます。
街中でも利用する場合はTカードと、Tカードの利用登録が必要です。 次の公式サイトからTカードの利用登録をすることができます。
Tポイントカードの利用登録は必須ではありませんが、 Tポイントカードの利用登録を行うことで、街中でもTポイントを利用できるようになるので、 特段の理由がない限りTポイントカードの利用登録も行っておきましょう。
Tポイントカードは全国のTSUTAYAで発行(有料)することができる他、一部の加盟店では無料で手に入れることができます。 また、Tカード(キャラクターデザイン)から、デザインカードを購入することもできます。
ポイント還元セール
Yahoo!ジャパンが運営するオンラインショッピングモール、Yahoo!ショッピングでは、 毎月5日、15日、25日の5の付く日にポイント還元セールである5の付く日キャンペーンが開催されています。
5の付く日キャンペーンは、Tポイント制度において目玉となるポイント還元イベントであり、 最大級のTポイント獲得チャンスの一つなので、5の付く日キャンペーンの特徴をよく理解して、 おいしくTポイントを獲得しましょう。
基本情報 | |
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セール名 | 5の付く日キャンペーン |
モール名 | Yahoo!ショッピング |
セール還元率 | 5%~11% |
開催日 | 毎月5、15、25日 |
エントリー | 必要 |
条件 | アプリからの購入 |
獲得上限 | 5000ポイント |
ポイント利用時のポイント | 付与される |
セールの特徴
月3回、10日に1度訪れるポイント獲得チャンス!
還元率は他のセールと較べるとあまり高くないものの、 月1開催のdショッピングデーや、不定期開催の楽天お買い物マラソンと異なり、 月3回の利用機会が訪れることから、自分の好きなタイミングでセールを利用することができるのが最大の特徴です。
dショッピングデーや楽天お買い物マラソンは、セールの利用を逃してしまったら、 次の開催まで1ヵ月かそれ以上待たなければなりませんが、 5の付く日キャンペーンであれば、最大でも10日待てば次のキャンペーンに参加することができる訳です。
キャンペーンの仕組みとしては、 まず、5の付く日キャンペーンにエントリーして、アプリから購入することで4%のポイント還元を受けられ、 更に、通常還元1%とYahoo!ジャパンカード利用2%、Yahoo!プレミアム会員特典の4%を合わせて、最大11%の還元を受けることができます。
また、dショッピングデーのように最低購入金額がなく(低額商品の購入に有利)、 楽天お買い物マラソンのように買い回りをする必要もない(単発購入に有利)ため、 低額商品の単発購入に非常に適してます。
マイナス点としては、既にお気づきの通りYahoo!プレミアム会員ではないと、その恩恵が著しく減少することです。 Yahoo!プレミアム会員であれば、積極的に利用していきたいセールですが、 Yahoo!プレミアム会員ではないなら、貯まったTポイントを消費の為のセール、程度の扱いで構わないでしょう。
セール還元率の内訳
名目 | 還元率 |
通常還元 | 1% |
Yahoo!ジャパンカード利用 | 2% |
5の付く日エントリー | 2% |
アプリから利用 | 2% |
Yahoo!プレミアム会員 | 4% |
ソフトバンクスマホユーザー | 5% |
Yahoo!ジャパンカードを持っていない、つくりたくない場合は、 LINE Payを利用することで常時2%の還元を得ることができるので、 Yahoo!ジャパンカードをLINE Payで代替することで、 Yahoo!ジャパンカードを持っていなくても同様の還元率を維持することができる。
終わりに
現状、ポイント大量ばらまきの恩恵を受けるにはdポイント、楽天スーパーポイント、Tポイントが利用できるようになっていれば十分にその恩恵を受けることができるでしょう。
今回紹介した他にも、Pontaやau Walletポイントなど、おいしくポイントを獲得できる共通ポイント制度は他にもありますが、 今回紹介した3つの共通ポイント制度と較べると、そこまでおいしい訳ではないので、今回は基礎編ということで割愛しました。 興味のある人は調べてみてください。
また、共通ポイント各社が運営するオンラインショッピングモールを渡り歩くことで、 1ヵ月の内でほぼいつでも買い物で大きなポイント還元を獲得することができるので、 少々の面倒を厭わないのであれば、3つ全ての共通ポイント制度に登録し、使い分けることをおすすめします。
使い分けは面倒なので特定の共通ポイント制度に一本化したい、という場合は、 最大級のポイントの獲得源である、オンラインショッピングモール、 つまり、dショッピング、楽天市場、Yahoo!ショッピングの内、 どのオンラインショッピングモールを利用したいか、 で利用する共通ポイント制度を決めるのが良いと思います。