みなさん、自治体ポイントってご存じでしょうか?私は知りませんでした。 「地元の自治体の商店街等で使えるポイント」で(そのまんまですね)、 2017年の秋から運用が始まっているようです。
この自治体ポイント、ボランティア等の自治体での活動に参加した時に付与される他、 クレジットカードや共通ポイント制度のポイントからポイントを移行して利用することもできるので、 ポイントの使い道として抑えておくことで、余ったポイントを意外なところで有効活用できるかも知れません。
もくじ
自治体ポイントって?
自治体ポイントについては、次の自治体ポイントナビに詳しく書かれているので詳細を知りたい方は次のリンクからご覧下さい。
一言で言ってしまうと、ポイントを地元の自治体でも利用できるようになる制度、 ということになるでしょうか(実際にはポイントの交換先が地元の自治体である必要はありません)。
様々なポイント制度のポイントを自治体ポイントに交換することで、 例えば地元の、dポイント制度に加盟していない個人商店でも間接的にdポイントを利用できるようになる、という制度です。
まだ始まったばかりといいうことで、なんと現状ほとんどの自治体で使うことができませんが(2017年11月時点)、 今後整備が進めば多くの自治体で自治体ポイントを利用することができるようになるほではないかと思います。
また、ポイントの交換元としては、各種クレジットカードのポイント(全てのクレジットカードではありません)の他、 共通ポイント制度では、dポイントから自治体ポイントへ交換できます。
参加企業についても、自治体ポイントナビに詳しく書かれているので、 自分が貯めているポイントが自治体ポイントに対応しているかどうか?興味を持たれた方はチェックしてみてください。
自治体ポイントの注目点
個人的注目点です。
オープニングセールが起こる??
何でもそうですが、新しい何かが始まる時は、その新しい何かを世間に普及させるために、色々と優遇されるものです。
新しい店舗が開店すれば開店セールが行われ、新しいサービスがリリースされれば無料の使用期間が提供され、 新しい商品が発売されれば予約して購入すれば予約購入特典が付いたりします。
この自治体ポイントという制度でも開店セール的なことが行われるかどうかは分かりませんが、 可能性としては高いのではないかと思うので、チェックしておいて損はないでしょう。
地元に貢献できる
どうせお金を使うなら、外資よりも日系の企業にお金を落としたい、 大手チェーンよりも地元の企業にお金を落としたい、そう思うのは人の性でしょう(それをどこまで実践できるかは別ですが・・)。
お金であれば地元で消費すればいいだけですが、ポイントというのはポイントの利用先が決まっている以上、 決められたところで利用するしかありませんでした。
しかし、今回自治体ポイントという制度の運用が始まったことによって、 例えポイントであっても、地元の経済に貢献することができるようになります。
「地元の経済とか別に・・・」という人にとっては興味のない注目点だと思いますが、 地元経済に何か貢献したい、と思っている人にとっては、 この、ポイントを地元経済に還元できる、自治体ポイントというのは、 大きな注目点になるのではないかと思います。
新しいポイントの消化先として
ポイントってある程度貯まってくると消化先に困ることがありますよね。有効期限とかもあったりして。 仕方ないから特別欲しくないんだけどそこそこ欲しいモノを買ってみたりして。 でもそれって実は余計なモノ買ってるだけで全然お得じゃないんじゃ?とか思ったりして。
でも、八百屋とか魚屋、美容室とか床屋でポイント使えたらポイントの使い道に困るなんてことないわけですよ。
まあ、そういう制度に育つかどうかはまだ分かりませんが、 個人的には日本全国でそういう状況になったら良いと思っています。
仮にそうならなかったとしてもポイントの使い道が増えることは消費者としては歓迎すべきことでしょう。
まとめ
まとめると次の3点です!
- 自治体ポイントはまだ始まったばかり、これからに期待!
- 普及の過程では割の良い交換品が登場するかも!?
- 地元でポイントを消化できたら便利!
実際のところ、現状だと参加してる自治かなり少ないし(というかほとんどないし・・・)、 もの凄く微妙な制度になってしまわないかと危惧しているのですが、 個人的には地元の八百屋とかでポイント使いたいと本気で思っているので、なんとか頑張って普及させていただきたいです。